Apple Watchを買ってそろそろ1年。
最初は使いこなせるか心配でしたが、毎日愛用しております。
それどころか、昨年私が買ったものの中で1,2を争うほどお世話になっています!
購入する前は、様々な機能を徹底的に使いこなそうと意気込んでいました。
- Suicaなどの電子マネー決済
- 運動量の記録、健康管理
- iPhone内の音楽のコントロール
- LINEなどの通知受信
- 文字盤のカスタマイズ
- etc…
これらの機能も使っているのですが、使っているうちに購入前の考えから変化が。
Apple Watchは「多機能」である以上に、「作業効率・生産性を上げてくれる最高のデバイス」なのだと認識したのです!
その理由と、作業効率を上げてくれる2つの機能についてお話しいたします。
- 仕事の効率が上がらない
- やりたいことがあるけど時間がない
- 集中力が続かない
- 気づいたらついスマホに手を伸ばしている
- Apple Watchの購入を検討している
- Apple Watchを購入したけど使いこなせていない
こんな方に参考にしていただけると嬉しいです。
(Apple Watch以外のウェアラブル端末においてもご参考いただけるかと思います)
作業効率が上がるApple Watchの2つの機能
まず結論から。作業効率を上げてくれるApple Watchの機能はこの2つ。
- 通知機能
- タイマー機能
Apple Watchに限らず、多くのウェアラブル端末にも備わっているであろう、ごく一般的な機能です。
あまりに一般的すぎて拍子抜けかもしれません。笑
ですがこの2つの機能だけのためでも、Apple Watchを買う価値がある!と感じております。
早速それぞれについてお話します。
通知機能 〜必要な通知だけ受け取りiPhoneから離れる〜
1つ目の「通知機能」。
Apple Watchには、iPhoneを取り出さなくても、iPhoneに届いた通知を確認できる機能があります。
さらにその通知の中から、Apple Watchで受け取りたい通知を選ぶことができます。
言い換えれば、「不要な通知をApple Watchで受け取らずにすむ」ということです。
この通知機能をうまく活用すると、「iPhone離れ」に役立てることができます。
こんな経験、皆さんはありませんか。
- スマホのバイブがなるたびスマホを取り出してしまう
- メールチェックだけのはずが、他の通知(SNS・ニュース・ゲーム)に気を取られる
- ついブラウザアプリに手を出し、連鎖的にネットサーフィンをしてしまう
以前の私は見事に全部当てはまっております…
今もまだ、完全には改善できておりません。
「時間がない」「毎日忙しい」と言っているのに、膨大な情報の海に自らダイブしてしまう。
無意識に時間を浪費してしまうのです。
気づけば、1日に3時間ほどスマホに触っていることも…
ではiPhoneの電源を切ってしまえば解決でしょうか。
でも中には緊急性の高い重要な通知もありますよね。
重要な通知を漏らしたくないがために、結局スマホから離れられなくなってしまいます。
でもApple Watchの通知機能を活用すれば、iPhoneを取り出すことなく、本当に重要な通知だけを受け取ることができます!
- 電話の着信
- LINE(家族、その他6件程度)
- Googleカレンダー
- Yahoo天気
- Yahoo防災速報
私がApple Watchで受け取る通知設定をしているのは、これだけです。
メールやSNS、ニュースアプリの通知は受け取りません。
通知を厳選し、作業中はiPhoneをしまっておけば、誘惑がなくなり集中し続けることができます。
タイマー 〜3秒でセット完了、最速で集中モードへ切替〜
続いて「タイマー機能」についてです。
以前、私流の読書の仕方に関する記事で、ポモドーロテクニックについて触れました。
何か作業をする際は、タイマーを使って25分間集中⇨5分休む、のサイクルを繰り返す。
2,3時間一気に集中するより生産性が上がる、といわれているテクニックです。
ですが、私がポモドーロテクニックを実践するにあたり意外と苦戦したのが「タイマーの設定」。
- タイマーを持ち歩く・使うことをためらう(外で使うのが恥ずかしい、意外と面倒)
- スマホのタイマー機能を使おうとすると、通知に気を取られる
この2つが原因で、ポモドーロテクニックがなかなか習慣化できずにおりました。
結局、集中力が高くない状態でダラダラ作業を続けたり、途中スマホの誘惑に負けてしまったり…
このポモドーロテクニック習慣化に貢献してくれたのが、Apple Watchになります。
Apple Watchは、最初に設定さえしておけば、2タップ(約3秒)でタイマーを起動できるのです。
これが本当に便利なんです。
Apple Watchの文字盤にあらかじめ「タイマー」のコンプリケーションを配置しておきます。
これを1タップするとタイマーが起動します。
主要な時間のタイマーが表示されるので、少し下にスクロール。
事前にカスタム設定しておいた「25分」のタイマーをタップ。
これだけで、タイマーが起動できます。
タイマーを設定する。
こんな簡単な作業に苦戦して習慣化できないというのも、お恥ずかしい話なのですが…
私にとっては、本当に悩みの種でした。
ですがApple Watchのタイマー機能によりポモドーロテクニックの習慣化に成功し、前より格段に読書や仕事に集中できるようになりました!
時間をかけてもつい途中からダラけてしまう体質のため、私には合っていたようです。
集中力でお悩みの方は、ぜひポモドーロテクニックを試してみてください!
スマホが「視界に入るだけ」で集中力を奪われる
スマホ、さらに言えば様々なテクノロジーやデバイスに囲まれているデジタル時代。
必要な情報にすぐアクセスできるなど、恩恵は計り知れません。
しかし、デバイスやデジタル時代が人に及ぼす悪影響も明らかになっています。
私が読んだ書籍の中で特に興味深かったものがこの2冊。
- スマホを触れない状態の人は、触れる状態の人に比べて集中力が上がる
- スマホをサイレントにしていても、視界に入るだけで影響を受け集中力が落ちる
等々のことが書かれており、改めてスマホの「魔力」を実感しました。
SNSの恐ろしさについても記載が。
できるだけ長い時間その人の注目を引いておくにはどうすればいい?人間の心理の弱いところを突けばいいんだ。ちょっとばかりドーパミンを注射してあげるんだよ。
ショーン・パーカー(フェイスブック社元CEO)
(アンデシュ・ハンセン著 「スマホ脳」より)
ゾッとしました。怖っ
SNSやネットニュースなどのサービスは、本当にうまく作られているんですね。
「必要な情報だけをすぐ手に入れる」ためにSNSを利用しているつもりですが…
「私たちの注意を1秒でも長く引きつける工夫」が至る所に存在しているそうです。
この本を読んでから、私も作業中はスマホを机や鞄にしまう・遠ざける等の対策を取るようになりました。
でもApple Watchがあれば、スマホがそばになくても重要な通知にだけすぐ反応できる。
ポモドーロテクニックを使い、少しでも集中力を保つことができる。
意志の弱い私にとっては本当にありがたいデバイスです。
失われた集中力をApple Watchで取り戻そう
SNSアプリを一度見たら最後、次々とタップ・クリックを繰り返してしまう。
さらには、無意識のうちに「集中力」まで奪われている。
そんな毎日に危機感を覚え、習慣の改善に着手できたきっかけこそ、Apple Watchでした。
健康管理や電子マネー決済などの機能も魅力的です。毎日使います。
ですが「通知機能」「タイマー」がここまで自分を変えるきっかけを担ってくれるとは。
購入前には思いもしませんでした。
今ブログを書くことができているのも、Apple Watchのおかげです。
本記事では、Apple Watchのモデルによる違い等には触れませんでしたが…
「通知機能」「タイマー」については、どのApple Watchのモデルにも搭載されています。
毎日忙しくて、やりたいことをやる時間を確保できない方。
集中力を強化したい方。
少しでもご参考にしていただけると嬉しいです!
私ももっと作業効率を上げられるよう精進します!