コーヒーメーカー「オーシャンリッチ(oceanrich)のレビュー記事で、私はコーヒー好きを明言しました。
ごめんなさい。
「ドリップコーヒーの味わいが大好きです!」とか言っておりますが
コーヒーの味の違い、正直よくわかりません!
砂糖・ミルク必須ですし、「味わいを楽しむ」より「グビグビ飲む」飲み方ばかりです。
強いて好みを言うなら「酸味の弱いものが好き」で、深煎りの豆をよく選ぶかな…くらいです。
そんなコーヒー味オンチの私が、中目黒あるスターバックス リザーブ ロースタリー 東京でコーヒーの飲み比べ体験をしてみました。
https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery
結論から言うと、めっちゃ楽しめました!
コーヒーの味の違いがわからないコーヒー初心者(?)にこそ、ぜひ試して欲しいです。
- 味の違いもわからないのに楽しめるわけがない
- コーヒー通の人が楽しむ場所であって、素人お断りでしょ?
- 何を飲めばいいかもわからず恥ずかしい思いをしそう
このように感じて(ぜんぶ行く前の私)行くのをためらっている方に向けて、今回の体験をお伝えします。
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京とは
まずは今回足を運んだスターバックス リザーブ ロースタリー 東京について。
公式サイトには以下の通り説明があります。
尽きることのない、コーヒーに対する私たちの愛、情熱、願い、魔法を全て閉じ込めた特別な空間を作りたいとずっと夢見てきました。
スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京は、コーヒー豆から焙煎にいたるまであらゆる点でこだわりぬいた、のめりこむような体験を心から楽しむことのできる場所です。
「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」公式HP トップページ(https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery)より
素敵なPRですが、普通のスタバと具体的に何が違うのか。
- 通常のスタバにはない専用メニューや、飲み比べメニューがある
- 店舗内にコーヒーの焙煎機があり、焙煎の様子を見て楽しめる
- コーヒーの淹れ方も選べる
- 限定デザインのタンブラーやグッズが買える
- コーヒー以外に、紅茶やカクテルのメニューも充実している
- ドリンクだけで無く、コーヒー豆や茶葉も買える
- パンやピザ、ケーキなど、ここだけのフードが味わえる
他にも魅力はたくさんあると思いますが、私が理解した範囲でざっくり書くとこんな感じ。
通常店舗とは明確に差別化されており、スタバ好き・コーヒー好きには最高のスポットでしょう。
コーヒーにこだわりを持っていない方は、何を楽しめばいいかわからず戸惑いを感じてしまうかもしれません。
店舗外観はこちら。
オープン直後などは非常に人気で、整理券の配布をしているという事前情報を聞いておりましたが、平日だったのもあってか待ちなしで入れました。
入店するや否や圧巻の光景が。
今回は1Fの写真しかありませんが、4Fまであります。
各階ごとにコンセプトの異なるフロアになっており、主に扱っているメニューが違います。
- 1F:STARBUCKS RESERVE(コーヒー)
- 2F:TEAVANA(紅茶)
- 3F:ARRIVIAMO BAR(カクテル)
- 4F:AMU TOKYO(ラウンジ・セッションの開催)
私が訪れた際は、どのフロアでドリンクやフードを買っても、好きなフロアの席を利用して良いとのことでした。(常にそうなのかは分かりませんが…)
1Fから4Fまでざっと店内の雰囲気を楽しみ、今日の目的である1Fのメインバーへ向かいます。
コーヒー味オンチによる飲み比べ
注文の仕方から教えてもらう
雰囲気を少し掴んだ所で、注文へ。
メニュー見ても何を注文すればいいかわからず硬直していると、スタッフの方が「初めてのご利用ですか?」と優しく声かけてくれました。
何を頼めばいいか迷う人は私以外にも多いのか、小慣れた感じでおすすめを提案してくれます。注文するメニューが決まっていなければ、肩肘張らずにおすすめを素直に聞くのも楽しめそうです。
初めてスタバに行って、メニューが全くわからず戸惑った時のことを思い出しました。
ここに限らず、スタバはどのお店のスタッフも素敵な方ばかりですよね。
コーヒーの淹れ方も、サイフォンをおすすめしていただき即決。
サイフォンで淹れる様子を見たことがなかったのでちょうど良かったです。
バリスタの方とお話しながら淹れてもらう
注文を終えたら、サイフォンが目の前にあるカウンターへ。
初めてみるサイフォンでの抽出。見ているだけで楽しい。
抽出の間、今回飲み比べる3種のコーヒーの産地についてや、サイフォンで入れたコーヒーの特徴(香り高く豆本来の味を楽しめる)などを教えていただきました。
温度変化による味わいの変化もぜひ感じて欲しいとのことです。
…わかるかな?
コーヒーを淹れてもらい着席。
こちらが3種の飲み比べが楽しめる「ロースタリー フライト イントロダクション」。2,300円。
左から、ルワンダ・インドネシア・ホンデュラスが産地のコーヒー。
左がさっぱり飲みやすめ、右へいくにつれてしっかりした味わいになるようです。
この提供のされ方もいいですね。
オーダーから提供まで、素敵なひとときを過ごさせてくれるための演出が至るところで垣間見えて楽しめます。
いざ飲み比べ
飲み比べます。
バリスタの方のおすすめ通り、左のさっぱりした味わいの方から飲みすすめます。
ミルクも砂糖も入れずに。味覚に全神経を研ぎ澄ませながら。
結論を言うと…正直、よく分かりませんでした笑
確かに、味は全部違う!でも何がどう違うのか、言葉で説明できない!
そして飲むたび、味の感じ方が変わる気がする!
「これは口当たりなめらか!」「これ酸味強い!」と思ったものがあっても、もう一周全部の種類を飲み比べると、他のものの方がなめらかさや酸味を感じられたり…
少しでも味の違いを言葉で表したく、各コーヒーの説明文にも目を向けます。
キャラメル、ブラウンシュガーのような甘み…?
バタースコッチのような口当たり…?
それを理解できる領域には達せませんでした笑
コーヒーの味の違いわかる方って、予備知識なしにこういう味の表現みんなできるのかな?
でも繰り返し飲むうちに、ルワンダのコーヒーが「なんとなく一番飲みやすい!」という結論に至りました。
何がどう良いのか言葉で表現できず歯痒いですが…
これなら、砂糖とミルクを普段入れて飲んでいる私が「砂糖ミルクなしでずっと味わっていられそうだなぁ」と素直に感じることができました。
バリスタの方のアドバイス「温度変化による味の違い」についても、はっきりと言葉で表現できませんが、冷めてきた時に一番美味しいと感じられたのもルワンダのコーヒーでした。
「いや全然違い理解できてないじゃん…」
「その程度の味覚と知識で飲み比べとか勿体無い…」
そう言われちゃうと正直返す言葉もないのですが。
でも味の違いを言葉で表現できなくても、最終的に「これが一番好き!」という結論を自分の中で出せたことが楽しかったです。
また、1回きりの飲み比べだけで終わらせずに次回の楽しみ方を模索してみると、よりコーヒーに興味を持てるんじゃないかなと思います。
私だったら、次は「前飲み比べた時ルワンダの豆が気に入ったんですが、他におすすめの豆や抽出方法はありますか?」とか聞いてみておすすめを紹介してもらおうかなぁとか思いました。
帰ってからも楽しむ
今回楽しんだ「ロースタリー フライト イントロダクション」。
なんと、自分の気に入った豆のサンプル20gをお土産としてもらって帰ることができます。
サンプルでインドネシアのコーヒーをいただき、お気に入りだったルワンダのコーヒー豆を購入。
タンブラーも記念に。
ルワンダのコーヒーはアイスで淹れても香りが良くおすすめとのことでした。
まだ飲めておりませんが、早く楽しみたいですね。
店舗での体験を家でも引き続き楽しめるのは嬉しい!
こんな方におすすめ|コーヒーをもっと好きになれるかも
いかがでしたか。
コーヒーに強いこだわりがなくても、こんな方はきっと楽しめるはず。
- なんとなくコーヒーが好きでよく飲んでる
- コーヒーの味の違いがわかるようになりたい
- コーヒーの知識を学ぶきっかけがほしい
- コーヒーにこだわりはないけどスタバの雰囲気が好き
私も味の違いはよく分かりませんでしたが、楽しめました!
コーヒーの工場見学をしているような体験ができるのもポイントです!
何より、今後もっとコーヒーを楽しめるようになれるんじゃないかなと思います。
むしろ味の違いがわからない・知識がない方こそ、今まで感じられなかった小さな発見を純粋に楽んだり、次に試してみたいことを見つけやすかったりするんじゃないでしょうか。
今回飲み比べをして、私がこれから試そうと思ったことなんて、
- 市販のコーヒーでも飲み比べをしてみる
- たまにはミルクと砂糖入れずに飲んでみる
- 深入りばかり選ばず浅煎りの豆も選んでみる
この程度のささやかなものです。笑
でも、今回の飲み比べをしなければ考えもしなかったことでしょう。
取り急ぎ、アマゾンでもスタバのコーヒーがセット買いできるので、飲み比べ用に購入予定です。
いずれもっと味の違いを理解して楽しめるようになるために、小さな経験や発見を今後も重ねていきたいです。
気になった方はぜひ足を運んでみてください。